自衛隊でまた薬物。 

覚せい剤打ち、自分で救急車要請…空士長を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060428i408.htm?from=main4

 以前は「国防にたずさわる人間が薬物など、ケシカラン」と思っていた。だけど、そういうことじゃないんだな。

 戦地にいる/いないにかかわらず、軍隊というのは薬物依存を生み出さざるを得ない形をしているのだ。
 だから、自衛隊から薬物を文字どおり「根絶」するためには、組織形態を変えるのがいちばん手っ取り早い。

 だが、組織形態を変えたら、それは「軍隊」ではない。国防の役にも立たないだろう。

 高校生のタバコじゃあるまいし、防衛庁も「持ってるやつを探し出して罰する」だけじゃ駄目だ。
 薬物犯罪の大元である、軍隊ならではのストレスを取り除くような策をとっていかなければ。
 むろん、組織形態は変えずに、である。

 これは難行ではあるが、最善の道であると思う。