8月15日の靖国参拝は小泉首相の首相公約のひとつであった。

 かつて、公約を守らないことを野党から指摘された首相は、「(公約を守らないことは)大したことじゃない」と発言したが、公約を果たしたい、という気持ちがないはずはないのである。

 巷間には、今年の8月15日、首相は靖国参拝して職を辞すのではないか、との噂もある。たぶん、本人もそうしたいだろう。だが、これは飛ぶ鳥あとを濁して発つことになるわけで、悩ましいことであるにはちがいない。

 そんな折、アメリカの議会が首相の不参拝表明を求めてきた。

首相の米議会演説向け「靖国不参拝表明を」 下院委員長
http://www.asahi.com/politics/update/0513/006.html

「アメリカの犬」「ワンワン内閣」と揶揄された小泉、これはアメリカ政府の正式見解ではないけど、こたえるだろうな。どうするのだろう。